- レシピ
通販サイトの農家さん直送市場を利用して、千葉県のさいのね畑さんから、無農薬・無化学肥料で栽培された「四角豆」送っていただきました。
四角豆。
“しかくまめ”と読みます。
日本では沖縄で栽培されてきた野菜であり、沖縄では“うりずんまめ”とも呼ばれています。
丸みを帯びている一般的なお豆とは違い、四角豆は名前の通り四角い角があり、それぞれの角に羽のようなヒダがあることが特徴です。
見るからに歯ごたえが良さそうです。
日本では、沖縄や小笠原のスーパーには日常的に並ぶという四角豆ですが、本州ではなかなか手に入りません。
農家さん直送市場では、千葉県のさいのね畑さんが、無農薬・無化学肥料で栽培した四角豆を全国に産地直送で送ってくださいます。
この度は、四角豆の特徴やレシピについてご紹介していきます。
●四角豆のレシピ一覧
四角豆は、熱帯アジアが原産の野菜です。
四角豆の名前の由来は、サヤの断面が四角形をしていることからといわれています。
日本では熱い沖縄でこれまで栽培されてきたことから、種苗の商標は「琉球四角豆」と表されることもあるそうです。
四角豆は、サヤの断面が四角くヒダがあり、輪切りにすると、手裏剣のような、お花のような可愛い形になります。四角豆は若いサヤだけでなく、ツル・花・根・熟した豆も食べることができる野菜となっています。
原産地のタイ、インドネシア、マレーシア等では今でもよく食べられており、特にタイ料理には欠かせない野菜となっています。
日本では沖縄や小笠原諸島を中心に栽培されています。
四角豆の旬の時期は９月から１０月となります。
四角豆の栽培・収穫です。
一般的な通販サイト(楽天市場)で四角豆がどの程度の値段で販売されているか調査してみたところ、四角豆は100gで500～600円程度の値段での販売が見受けられました。
東京の大田市場には全国の産地から様々な農作物が集まってきます。
大田市場での四角豆の値段を調査しましたが、情報は見受けられませんでした。
産直通販サイトの農家さん直送市場では、四角豆を単品で販売されている農家さんは見受けられませんが、収穫があれば野菜セットに入れられております。
四角豆は熱い地域で採れる野菜なので、冷蔵庫で冷やすと低温障害を起こし傷みが早くなります。
新聞などの通気性のあるものに包み、冷暗所で保存し、できるだけ新鮮なうちにお召し上がりください。
また、1週間以上食べられない場合は、1分ほどでさっと湯がいて冷凍しておくと保存が効きます。
さいのね畑さんのおすすめの食べ方は「お浸し、天ぷら、炒め物に」ということでした。四角豆は苦味やクセがほとんどないのでとても食べやすいです。コリコリとした歯ごたえが特徴で美味しいです。
加熱をし過ぎると鮮やかな緑色がくすんでしまったり、せっかくの歯ごたえがなくなってしまいますので、短時間で加熱します。
四角豆を茹でる際は、栄養が逃げ出さないようにヘタなどを切る前に茹でます。
四角豆のお浸しのレシピです。
【レシピ】
＜材料＞
・通販で取り寄せた四角豆
・すりゴマ、醤油、砂糖
＜作り方＞
①お鍋にお湯を沸かしておきます。
②四角豆を洗います。
③沸騰したお湯に、塩少々を入れて、四角豆を投入します。
④2分弱湯がいてザルにあけ、冷水をかけます。
⑤水気を切って、ヘタを取り、1cm幅ほどの食べやすい大きさに切ります。
⑥器に切った四角豆と、すりゴマ、醤油、砂糖を１：１：１で入れて混ぜ、完成です。
甘い味が苦手な方は、砂糖を半分にしてください。
中華風のお浸しも美味しいです。四角豆のナムルのレシピです。
【レシピ】
＜材料＞
通販で取り寄せた四角豆 約10本
A：ごま油 大さじ1
A：ゴマ 大さじ1
A：ニンニクのすりおろし 小さじ1
A：鶏がらスープの素 小さじ1/2
＜作り方＞
①お鍋にお湯を沸かしておきます。
②四角豆を洗います。
③沸騰したお湯に、塩少々を入れて、四角豆を投入します。
④2分弱湯がいてザルにあけ、冷水をかけます。
⑤水気を切って、ヘタを取り、1cm幅ほどの食べやすい大きさに切ります。
⑥ボールに調味料のAを入れて混ぜ、四角豆を入れて和えて完成です。
コリコリとした食感のサラダは新鮮で楽しいです。
マヨネーズ味で子どもも食べやすいです。
四角豆のツナマヨサラダのレシピです。
【レシピ】
＜材料＞
通販で取り寄せた四角豆 約10本
ツナ缶 1缶
マヨネーズ 大さじ3
塩コショウ 少々
めんつゆ 少々
＜作り方＞
①お鍋にお湯を沸かしておきます。
②四角豆を洗います。
③沸騰したお湯に、塩少々を入れて、四角豆を投入します。
④2分弱湯がいてザルにあけ、冷水をかけます。
⑤水気を切って、ヘタを取り、1cm幅ほどの食べやすい大きさに切ります。
⑥ボールに油を切ったツナとマヨネーズと、塩コショウとめんつゆ少々を入れて混ぜ、そこに四角豆を和えて完成です。
四角豆の炒め物のレシピです。
【レシピ】
＜材料＞
通販で取り寄せた四角豆 約10本
シメジやエリンギなどのキノコ類 50gほど
ごま油 大さじ1
ニンニクのすりおろし 小さじ1/2
2倍濃縮タイプめんつゆ 大さじ1
塩 ひとつまみ
＜作り方＞
①四角豆を洗い、ヘタを取って、約1cm幅の斜め切りにしていきます。
②シメジは房を分け、エリンギの場合は食べやすい大きさに切ります。
③フライパンにごま油とニンニクのすりおろしを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りがしてきましたら、四角豆と塩をひとつまみ入れます。
④さっと炒めたらすぐにシメジなどのキノコ類を入れて1分ほど炒め、めんつゆをまわしかけて更に1分炒めて完成です。
四角豆にはごま油とニンニクの香りが良く合います。
また、オリーブオイルとニンニクで炒め、ベーコンなどを入れたイタリアンの味付けも美味しいです。
四角豆の天ぷらのレシピです。
【レシピ】
＜材料＞
・通販で取り寄せた四角豆
・天ぷら粉
＜作り方＞
①四角豆を洗い、ヘタを切り落とします。
②天ぷら粉があれば天ぷら粉を、なければ小麦粉と片栗粉を３：１で混ぜ、そこに冷水を入れて天ぷら液を作ります。
③180℃の揚げ油を用意し、四角豆を天ぷら液にくぐらせて揚げていきます。
④3分ほど揚げてカリッとなりましたら油から揚げて完成です。
塩を振っても、天つゆにつけて食べても美味しいです。
表面はカリッと、中の四角豆はコリッとした食感を楽しみながら、お豆の甘味も味わえるおススメの食べ方です。
また、パン粉を付ける四角豆のフライにしても美味しいです。
通販サイトの農家さん直送市場を利用して、千葉県のさいのね畑さんから、無農薬・無化学肥料で栽培された「四角豆」送っていただき、レシピをレポートしました。
初めて食べた四角豆は、コリコリとした食感と、甘く深い味わいがとても美味しかったです！
また、輪切りにするとお花のような、手裏剣のような形をしているので、四角豆のサラダや和え物は見た目も楽しく印象的でした。
調べてみると、四角豆は苦味が少しあるという情報もありましたが、さいのね畑さんの四角豆は苦味は全く感じず、深いコクと甘さがあり、茹でても揚げても本当に美味しく、届いた四角豆はあっという間になくなってしまいました。
さいのね畑さん、ありがとうございます。
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