- レシピ
産直通販の農家さん直送市場にて、千葉県のさいのね畑さんから、無農薬・無化学肥料栽培の「エゴマの葉」を送っていただきました。実際に取り寄せた体験や豆知識・レシピをレポートします。
同じシソ科である「シソの葉(大葉)」にとても似ているエゴマの葉。
韓国では今も昔も重宝されている食材ですが、日本のスーパーでは「シソ」は見かけても「エゴマの葉」はなかなか見かけることがありません。
エゴマの葉はどのような味で、シソと一体どこが違うのでしょうか。
●エゴマのレシピ一覧
エゴマはシソ科の一年草(種を蒔いたその年のうちに発芽し、花が咲き、種をつけ、枯れる植物)です。
エゴマの葉は、韓国料理において古くから愛されてきた食材です。
以下のような所説があります。
1.油を得「エ」るころができ、種子が「ゴマ」の実に似ていることから。
2.栽培地において、地名に「荏(エ)」が付く場所が多かったから。
韓国では、キムチに漬けたり、焼き肉に巻いて食べたり、醤油や味噌漬けにして薬味として食べたりと、日常的な食材として重宝されてきました。一方、日本のスーパーではほとんど見かけず、食べたことがある日本人も少ないのではないでしょうか。
日本では、エゴマの葉の代わりに、シソが年中スーパーで売られ、お刺身と共に、お素麺などの冷麺と共に、お肉や魚を巻いて焼いたりする料理と共に、一年を通して日本人の家庭で愛されています。
見た目がそっくりですがこの2つは、一体何が違うのでしょうか。
主な栽培地域は東北地方や中部地方・関東地方の高冷地で多く栽培されています。
エゴマの葉は、シソの葉よりも大きく、分厚く、味も香りも強いという、より野性的な強さがあります。
エゴマの葉の独特な強い風味よりも、より繊細で上品な風味のシソの葉のほうが日本料理には合い、日本人に愛されてきたようです。
焼き肉やキムチのように味の強い料理も多い韓国料理には、香りや味わい、歯ごたえがしっかりとしているエゴマの葉が愛されてきたのだと思います。
また、エゴマの葉は、韓国では「食卓の名薬」と呼ばれるほど栄養が豊富です。
通販で届いたエゴマはどのように栽培されているのでしょうか。
エゴマの栽培・収穫についての動画です。
エゴマが通販サイトや卸売市場でどのような値段で販売されているか調査しました。
エゴマの葉が一般的な通販サイト(楽天市場)でどの程度の値段で販売されているか調査したところ、10枚で150円~250円くらいの商品が見受けられました。
東京の豊洲市場には、全国の産地から様々な野菜が集まってきます。
豊洲市場でのエゴマの値段を調査しましたが、見受けられませんでした。
産直通販サイトの農家さん直送市場では、エゴマの葉を単品で販売されている農家さんは見受けられませんが、収穫があれば、3,000円~5,000円のオーガニック野菜セットに入れられているかと思います。
通販で取り寄せたエゴマの葉の保存方法です。
エゴマの葉も、シソと同じように乾燥に弱いため、鮮度を保って保存するためには水分が大事になります。葉を数枚ずつ湿らせたキッチンペーパーで包み、ジップロップなどの保存袋に入れ、野菜室で保存します。温度が低くなりすぎると、葉が黒くなる低温障害を起こす為、冷蔵庫ではなく、野菜室が望ましいです。時々、包む湿らせたキッチンペーパーを交換して、1週間~2週間ほど保存することができます。
エゴマの葉を乾いたキッチンペーパーなどで包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫に保存します。
通販で取り寄せたエゴマのおすすめのレシピです。
韓国料理では、焼肉を包んで食べるサンチュの一つとして用いたり、葉の形のまま醤油漬けやキムチにして、ご飯を包んで食べる料理が有名だそうです。
エゴマの葉の、力強い爽やかな風味が、焼き肉の油っぽさを和らげたり、辛い味に負けない美味しいキムチに仕上がります。通販で取り寄せたエゴマのしょうゆ漬けのレシピです。
甘辛い味付けが、強く爽やかなエゴマの葉の風味とよく合います。
<材料>
通販で取り寄せたエゴマの葉 約10枚
A:醤油 大さじ3
A:酒 大さじ1
B:ごま油 小さじ2
B:砂糖 小さじ1
B:ニンニクのすりおろし 小さじ1
B:豆板醤 小さじ2
B:ゴマ 小さじ1
<作り方>
①エゴマを洗って水気を拭き取っておきます。
②保存パックにAを入れてラップをし、電子レンジ600Wの30秒で加熱をし、アルコールを飛ばします。
③②のパックに、Bを入れて混ぜます。
④エゴマを③のパックに一枚ずつ液をかけて重ねていきます。
⑤保存パックに蓋をして、冷蔵庫で1晩置いて完成です。
1時間ほどで味見をしてみましたが、その時はまだエゴマの葉の苦味とクセが際立ち、美味しいとは決して思いませんでした。
しかし、1日経って食べてみると、液に浸けたエゴマの葉の苦味は和らぎ、豆板醤の辛みとエゴマの葉の風味がとても良く合い、ご飯が進む美味しさになっていました。
韓国の保存食です。
熟成するほどに味が深まり美味しいです。
通販で取り寄せたエゴマの葉の味噌漬けのレシピです。
<材料>
通販で取り寄せたエゴマの葉 約10枚
A:味噌 大さじ1
A:ニンニクのすりおろし 小さじ1
A:砂糖 小さじ1
A:だしの素 小さじ1
A:粉末唐辛子(なければ豆板醤) 小さじ1~2
A:長ネギのみじん切り 約1/5本
<作り方>
①エゴマを洗い、水気をしっかりとふき取っておきます。
②Aの材料を混ぜ合わせておきます。
③エゴマの葉1枚ずつ表面に、Aの味噌を塗って10枚を重ねていきます。
④そのまま保存袋にエゴマを入れて、空気をしっかりと抜いて冷蔵庫に入れます。
⑤数日置いて完成です。
韓国では100枚以上のたくさんのエゴマの葉で味噌漬けを作り、秋や冬にかけて少しずつ食べる常備食となるそうです。
おにぎりや焼き肉に巻いて食べたり、薬味としても重宝されます。
ご飯に良く合います。
通販で取り寄せたエゴマの葉の佃煮のレシピです。
<材料>
通販で取り寄せたエゴマの葉 約10枚
ごま油 小さじ2
輪切り唐辛子 1本分
A:醤油 小さじ1
A:酒 大さじ1
A:みりん 大さじ1
<作り方>
①エゴマを洗って水気を切り、茎を切り落としてからみじん切りにします。
②フライパンにごま油をひき、唐辛子を入れて火をつけ、エゴマを炒めていきます。
③エゴマがしんなりとしてきましたら、Aの調味料を入れて炒め、水分が飛びましたら完成です。
韓国料理と言えばチヂミ!美味しいですよね。
エゴマの葉はチヂミにもよく合います。
通販で取り寄せたエゴマの葉のチヂミレシピです。
【レシピ】
<材料>
通販で取り寄せたエゴマの葉 約10枚
ニラ 1/2束
人参 1/2本
A:小麦粉 60g
A:片栗粉 20g
A:水 80ml
A:ごま油 大さじ1
A:鶏がらスープの素(なければ塩コショウで◎)小さじ1
B:ポン酢 大さじ1
B:砂糖 小さじ1
<作り方>
①エゴマとニラは洗ってざく切りにします。人参は細めの千切りにします。
②Aをボールに混ぜ合わせます。
③混ぜたAに①の野菜を入れて混ぜます。
④フライパンにごま油を入れて熱し、③を薄く広げます。
⑤焼き色が付きましたらひっくり返し、裏面も焼いてから最後にフライパンの鍋はだからごま油を回しかけて再度焼いて完成です。
⑥一人分ずつ取り皿にBを入れてタレを作り、タレに付けていただきます。
通販で取り寄せたエゴマの葉の天ぷらのレシピです。
【レシピ】
<材料>
通販で取り寄せたエゴマの葉 10枚
A:小麦粉:片栗粉:冷水=8:2:10 の分量
<作り方>
①エゴマを洗っておきます。
②Aを軽く混ぜて天ぷら液を作ります。
③180度の揚げ油を用意して、エゴマを天ぷら液に浸けて揚げていきます。
④短時間でカラっと揚げましたら完成です。
産直通販の農家さん直送市場を利用して、千葉県のさいのね畑さんから、無農薬・無化学肥料栽培の「エゴマの葉」を送っていただき、実際に取り寄せた体験や豆知識・レシピをレポートしました。
シソにとても良く似ているエゴマの葉。
けれども両者の味わいは全く異なりました。
シソのつもりで初めてエゴマの葉をそのまま食べた時は、その強い風味に思わずせき込むほどでした。
しかし、辛味を聞かせた醤油や味噌に漬け込んでみると、その強い風味がコクを生み出し、とても美味しい薬味になっていました。
栄養価もとても高く、古くから韓国で愛されてきた理由がよく分かりました。
千葉県さいのね畑さんのエゴマの葉は、無農薬・無化学肥料で栽培されたオーガニックのエゴマの葉なので、安心してお召し上がりいただけます。
千葉県さいのね畑さん、ありがとうございます。
石川県 株式会社 加賀米野菜基地
オーガニック「黒米」1kg
4,220円
(税込・送料込み)
11月10日出荷開始!【新米予約】有機JAS認証(転換期間中) 無農薬 化学肥料不使用栽培の黒米200g×5袋
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石川県 株式会社 加賀米野菜基地
オーガニック米いのちの壱10kg
13,400円
(税込・送料込み)
10月15日出荷開始!【新米予約】有機JAS認証 無農薬 化学肥料不使用栽培の白米「いのちの壱」10kg
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石川県 株式会社 加賀米野菜基地
オーガニック米-いのちの壱5kg
6,980円
(税込・送料込み)
10月15日出荷開始!【新米予約】有機JAS認証 無農薬 化学肥料不使用栽培の白米「いのちの壱」5kg
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