- レシピ
産直通販サイト、農家さん直送市場を利用して、
岡山県の健託農場さんから、無農薬、無化学肥料栽培の「アンチョビ菜」を送っていただきました。
アンチョビ菜。
スーパーでも見かけたことはなく、初めて聞いた名前でした。
「アンチョビ」と関係があるのかなと調べたところ、アンチョビを使った料理に合うことから、「アンチョビ菜」と名前が付いたとの情報がありました。
アンチョビとは、カタクチイワシの塩漬けをオリーブオイルに浸したものであり、パスタやオシャレなおつまみなど、洋風料理によく使われる食材です。
アンチョビ菜も、洋風でおしゃれな料理にも合いそうだと思いました。
健託農場さんがアンチョビ菜に付けていてくれた説明は以下です。
「キャベツとブロッコリーの良いところどりをした野菜。茎ブロッコリーに似ていますが、アンチョビ菜は軸や葉も美味しくいただけます。
茹でたり、蒸して温野菜など、炒め物にもおすすめ野菜です。」
この度はアンチョビ菜についてレシピなどをまとめてみました。
アンチョビ菜は、古くからある野菜ではなく、比較的新しい野菜となっています。
なんと、ブロッコリーとキャベツの交配から生み出された野菜なのです。
ですのでアンチョビ菜は、ブロッコリーとキャベツの良さを合わせ持つ、使いやすく食べやすい野菜です。
ブロッコリーの高い栄養素。
キャベツのどんな料理にも合う使い勝手。
アンチョビ菜は、そのどちらも合わせ持ち、茎も葉も、つぼみも、全てを美味しく食べることができます。
アンチョビ菜の茎は、ブロッコリーの茎よりも柔らかいです。
アンチョビ菜のつぼみは、ブロッコリーのつぼみよりも柔らかいです。
また、アンチョビ菜の葉は、キャベツの葉よりも少し肉厚です。
アンチョビ菜は、ブロッコリーの硬い部分を少し柔らかく、キャベツの薄い部分を少し厚くしたような野菜となっています。
そのため、茹でたり、炒めたり、揚げたり、煮込んだりと、様々なお料理で美味しくいただくことができます。
アンチョビ菜はクセのない味わいで、ブロッコリーやキャベツのようにほんのりと甘みがあります。
葉はキャベツよりも少し肉厚なので、炒め物にも茹で物にも向いています。
茎もブロッコリーの茎よりは柔らかいですが、しっかりと歯ごたえもあり、どんなお料理でも存在感を発揮します。
健託農場さんのおすすめの食べ方は「湯がいて、サラダなどにおすすめです。」ということです。
サラダはもちろん、ごま和えや、炒め物、天ぷらやパスタでも美味しくいただくことができます。
キャベツはキャベツ丸ごとを生のサラダで味わうことができますが、アンチョビ菜は茎が少し硬いので、茹でてからサラダにする方が食べやすいです。
葉もキャベツよりはしっかりとしているので、生のまま千切りにするか、さっと湯がいてサラダにする方法がおススメです。
<作り方>
①お鍋にお湯を沸かしておきます。
②アンチョビ菜を水洗いします。
③アンチョビ菜を茎側とつぼみ側で、上下2つに包丁で切り分けます。
④お鍋にお湯が沸きましたら、塩を小さじ1ほど入れ、アンチョビ菜の茎側から茹でていきます。
⑤茎側を1分茹でましたら、つぼみ側のつぼみ部分を手で持ち、硬い側から先にお湯に浸け、お湯に投入します。
⑥つぼみ側を入れて1分経ちましたら、ザルにあけます。
⑦冷水をかけずにそのまま冷まし、やけどをしない熱さになりましたら一口大の長さに切り、器に盛り付け、お好みのドレッシングをかけて完成です。
一口大に切らずに、2つに切り分けた長いままのアンチョビ菜をグラスに立てて盛り付け、バーニャカウダーとしてバーニャカウダーソースを付けて食べてもオシャレで美味しいです。
アンチョビ菜の優しい甘みと歯ごたえを味わえます。
①お鍋にお湯を沸かしておきます。
②アンチョビ菜を水洗いします。
③アンチョビ菜を茎側とつぼみ側で、上下2つに包丁で切り分けます。
④お鍋にお湯が沸きましたら、塩を小さじ1ほど入れ、アンチョビ菜の茎側を茹でていきます。
⑤茎側を1分茹でましたら、つぼみ側の茎の、つぼみの部分を手で持ち、茎の部分から先にお湯に浸け、お湯に投入します。
⑥つぼみ側を入れて1分経ちましたら、ザルにあけます。
⑦冷水をかけずにそのまま冷まし、やけどをしない熱さになりましたら、2、3cmの長さに切り、水気を絞ってボールに入れます。
⑧そこに醤油:ゴマ:砂糖=2:2:1で入れ、混ぜ合わせて完成です。
茎のコリコリとした歯ごたえと、柔らかい葉やつぼみの歯ごたえが混ざり、食感も楽しいです。
アンチョビ菜は炒めても美味しいです。
葉やつぼみは、炒める前に茹でたり過熱をせずに炒めても食べやすいですが、茎は炒めるだけでは少し固さが残るので、2分ほど茹でたり、電子レンジで加熱をしておくと食べやすいです。
<材料>
アンチョビ菜 1袋
ベーコンやウインナー お好みの量
すりおろしニンニク 1かけ分
オリーブオイル 大さじ1
A:醤油 小さじ1
A:塩コショウ 適量
<作り方>
①アンチョビ菜を水洗いします。
②アンチョビ菜を茎側とつぼみ側で、上下2つに包丁で切り分けます。
③耐熱皿に、アンチョビ菜の茎側を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジで2分加熱します。
④その間にベーコンやウインナーを細長く切っておきます。
④電子レンジで加熱をした茎側と、つぼみ側を、3cm幅ほどの長さに切ります。
⑤フライパンにオリーブオイルとすりおろしニンニクを入れて弱火にし、ニンニクの香りが出てきましたら、ベーコンやウインナーを入れ、全体に焼き色が付くまで炒めます。
⑥焼き色が付きましたら、アンチョビ菜をすべて入れて炒め、塩コショウと醤油をかけて混ぜ合わせ完成です。
油で炒めることで、更にアンチョビ菜の甘みと旨みが引き立ちます。
アンチョビ菜はパスタにも良く合います。
アンチョビ菜の緑色は、キャベツよりもブロッコリーに似てしっかりとした鮮やかな緑色なので、パスタに混ぜても彩り豊かで緑がよく映えます。
<材料>2人分
パスタ 約180g
アンチョビ菜 1袋
すりおろしニンニク 2かけ分
オリーブオイル 大さじ2
バター 20g
醤油 大さじ2
塩コショウ 適量
パスタのゆで汁 お玉1杯
粉チーズ お好みの量
<作り方>
①お鍋にお湯を沸かし、パスタを茹で始めます。
②アンチョビ菜を水洗いし、3cm幅ほどの長さに切っておきます。
③パスタが茹で上がる2分前に、アンチョビ菜の茎の部分だけをパスタのお鍋に入れて、パスタと一緒に2分茹でます。
④フライパンにオリーブオイルとすりおろしニンニクを入れて弱火にし、ニンニクの香りが出てきましたら、アンチョビ菜の葉やつぼみと、パスタと茹でていた茎を入れて中火で炒めます。
⑤中火のままパスタのゆで汁お玉1杯分と、ザルにあけて湯切りしたパスタを④のフライパンに入れ、バター、醤油、塩コショウを入れて混ぜ、味を見て完成です。
⑥器に盛り付け、粉チーズを振りかけていただきます。
ベーコンなどを加えても美味しいです。
初めて食べたアンチョビ菜は、クセのない味わいで加熱をすると甘みが引き立ち、とても美味しかったです。
花房部分のボソボソとした感じが苦手という理由でブロッコリーが苦手な人がいましたら、こちらのアンチョビ菜は全く問題なく食べられると思います。
全くボソボソ感はなく、控えめな大きさのつぼみはしっとりとしており、茎も柔らかくて食べやすいです。
しかし栄養価はブロッコリーのように高いという、良いところは味わえるアンチョビ菜となっています。
無農薬・無化学肥料栽培のアンチョビ菜は、安心して食べることができ、また味もしっかりとしており旨みがありました。
岡山県の健託農場さん、ありがとうございました。
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