- レシピ
農家さん直送市場の通販にて、
三重県の一曜菜園さんから送っていただいた野菜セットの中に、紅芯大根(こうしんだいこん)がありました。
紅芯大根とは、見た目は白く丸いカブのような形をしており、内側は鮮やかな紅色をしている大根です。
彩りが美しいことから、中国では古くからお祝い事に使われている縁起の良い野菜です。
日本でも、鮮やかな色合いと甘味のある味わいを生かして、飲食店ではサラダやバーニャカウダの具材としてよく利用されています。
味は、一般的な白い大根よりも辛味は少なく、甘味が強く、水分は少なめでパリッとした食感です。
食感と、彩りの美しさから生で食べることが多く、サラダやバーニャカウダ、甘酢漬け、漬物などに向いています。
この度は紅芯大根のレシピについてご紹介していきます。
紅芯大根は、お酢に浸すことで紅色が全体に回り、鮮やかな真紅色のお漬物に仕上がります。
塩で揉むだけでは色はあまり変わらないので、そのままの色を活かしたい場合は、塩だけで揉むお漬物がおすすめです。
皮を剥き、薄くスライスするか、細切りにした紅芯大根に、振り塩をかけて揉み、30分ほどなじませます。
水分がにじみ出てきましたら、水分を絞り完成です。
塩をすることでしんなりとして曲げられるようになりますので、紅芯大根でバラの花びらを装ったり、形を変えてお皿を美味しく演出することができます。
＜すし酢がある時＞
ポリ袋にすし酢と、皮を剥いてスライスした紅芯大根を入れて揉み、数時間置くだけで完成です。
とてもお手軽で色鮮やかなメニューです。
＜すし酢がない時＞
①紅芯大根は皮を剥いて薄くスライスし、塩を1つまみをふりよく揉みます。
②パックやポリ袋に、リンゴ酢（なければ穀物酢）大さじ1、砂糖大さじ1、顆粒昆布だしか昆布茶を1つまみ入れて混ぜておきます。
③紅芯大根がしんなりしてきましたら、水気を絞り、②に入れて揉み、半日ほど置いて完成です。
①紅芯大根1個を洗って皮を剥き、1〜2mmの厚さのイチョウ切りにして、塩を1つまみをふりよく揉みます。
②りんご1個の皮を剥き、紅芯大根の大きさに合わせて3mmほどの厚さにイチョウ切りにし、濃い目の塩水にサッとくぐらせ水気を切ります。
③ポリ袋に水気を絞った紅芯大根と②のりんごを入れ、上からハチミツを入れて混ぜ合わせます。3時間ほどマリネをして完成です。
①水菜を洗い、5cm幅に切ります。
②紅芯大根は皮を剥き、千切りにします。
③2つを混ぜ合わせ、お好みのドレッシングをかけて完成です。
歯ごたえを楽しめるサラダに仕上がります。
紅芯大根は生で食べられることが多いですが、火を通しても美味しくいただけます。
①紅芯大根の皮を剥き、5mm～1cm幅に切ります。
②フライパンに油を引き、片面に焼き色が付きましたら裏返し、酒大さじ2をふって蓋をして5分ほど蒸します。
③紅芯大根が柔らかくなりましたら、塩コショウをして完成です。
紅芯大根の甘味がより引き立ち、ホックリとした食感がやみつきになります。
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