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  • 2020年09月06日

農薬が発達障害の原因!?

発達障害の子どもが増えています。文部科学省が2012年に公表した調査によれば、全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、コミュニケーションがうまく取れないなど発達障害の可能性がある子どもは6.5%、15人に1人となっています。私の子どもが通う公立小学校でも各クラスで2人は発達障害と診断を受け、別の授業を受けているので「昔に比べて増えている。なぜだろう。」という疑問は常日頃からありました。

発達障害の原因について、かつては遺伝による要因が強いとされてきましたが、現在では環境的な要因が注目されています。環境脳神経科学情報センターの黒田純子副代表の解説によると「11年に大規模な疫学調査によって、発達障害の遺伝性は約37%とされた。残る約63%は環境要因となる。」ということです。

環境要因として、ここ数年指摘されているのが、環境中に蔓延する化学物質による影響であり、中でもネオニコチノイドを含んだ農薬の危険性が焦点となっています。ネオニコチノイド系農薬で子どもの脳が侵される、という恐ろしい結果や報告が海外ではすでに相次いでおり、子どもへの悪影響をはじめ、様々な環境問題につながるとして、フランスやオランダ、ドイツなどEUではネオニコチノイド系の3種類の農薬の屋外使用を禁止し、ブラジルや台湾も2016年には、使用禁止になっています。

ところが、驚いたことに、日本では禁止どころか、ここ数年はネオニコチノイド系農薬の食品の残留基準をむしろ緩和し、ネオニコチノイド系農薬の使用が増えているのです!日本のイチゴのネオニコチノイド系農薬残留基準は3ppm(EUの60倍、米国の5倍の緩い基準)、ブドウは5ppm(EUの10倍、米国の14倍)、トマトは2ppm(EUの4倍、米国の10倍)、お茶にいたっては日本の残留基準は30ppmで、EUのなんと600倍の基準です!

日本弁護士連合会は、「ネオニコチノイド系農薬の使用禁止に関する意見書」を17年12月に公表し、「子どもの発達への影響が強く懸念されるにもかかわらず、日本ではいまだ予防的措置がとられていない」と指摘。農薬の新規登録を保留することや、暫定的に使用禁止を命ずることができるよう法改正することなどを求めていますが、いまだ改善の動きは見られません。

ネオニコチノイド系の農薬が発達障害急増の一因となっているという可能性

なぜ、ネオニコチノイド系農薬が子どもの発達障害につながるのか。メカニズムは以下です。

昆虫や人間を含む動物の脳は、神経細胞は信号を受けると、その情報を電気信号に変換して伝達します。その信号が細胞の終末にまで届くと、シナプスで神経伝達物質に変換されて放出され、これが次の神経細胞の神経伝達物質に結合することで、情報が次々に伝えられていくという仕組みになっています。

ネオニコチノイド系農薬は、神経伝達物質に付着し、偽物の神経伝達物質として作用し、神経へ誤った情報を流します。この誤った情報伝達によって、脳細胞の発達がもっとも著しい胎児期から幼少期の子どもの神経細胞が、正常に分裂していかず、脳が正常に発達せず、障害を引き起こすというメカニズムです。

このようにネオニコチノイド系農薬が発達期の行動に異常を起こすとする研究論文は、世界各地で発表されています。日本でも国立研究開発法人・国立環境研究所が、「ネオニコチノイド系農薬の発達期曝露が成長後の行動に影響を与える可能性を動物モデルで示唆」との論文を2016年に発表しました。

それによりますと、妊娠した母親マウスに水に溶かしたアセタミプリド(ネオニコチノイド系農薬)を与えた雄の子どもは、そうでないものと比べて不安を感じる情動反応(不安行動)に著しい異常が見られる。攻撃行動も増し、性行動などにも異常が見られたことが報告されています。また、子マウスの脳からは、農薬成分が検出されました。

また、神戸大学の研究によると、ネオニコチノイド系農薬を与えた成熟雄マウスは、実験で迷路に押しやると不安行動を示し異常な鳴き声を上げるようになった。脳を調べてみると、その一部の遺伝子発現が活性化していたことが判明したということです。

さらに、環境脳神経科学情報センターの黒田純子副代表は、発達期のラットの神経細胞を培養し、低用量のネオニコチノイド系農薬に曝露させて、細胞の遺伝子発現を調べました。その結果、脳発達に重要な遺伝子の発現に変動が見られ、発現が変動した遺伝子には、自閉症などに関連する遺伝子が含まれていたということです。「ネオニコチノイド系農薬は、人間の場合、健康被害が時間をかけて遅れて出てくる遅発性が特徴です。そこに気をつけなければなりません」と警笛を鳴らしています。

胎児を想い食べた食品で発達障害を招いたり、子どもの成長を想い食べさせた食品が、子どもの脳を侵しているというのは恐ろしいことです。できればネオニコチノイド系農薬を使った食品は買いたくありません。しかし恐ろしいことにスーパーや八百屋にならぶ一般的な慣行栽培の野菜、果物、米には、ネオニコチノイド系農薬がほぼ使われているそうです。また更に一番注意が必要なのは「減農薬」「特別栽培」の食品だそうです。なぜならば、ネオニコチノイド系農薬は浸透性が高く、植物の中に浸透することで雨でも流れません(逆に言うと台所でいくら洗い流しても農薬成分が落ちません)。その為散布の回数を大きく減らすことが可能だからです。すべての「減農薬」「特別栽培」の農家さんがネオニコチノイド系農薬を使っている訳ではないとは思いますが、農家さんとコミュニケーションが取れるならば、ネオニコチノイド系農薬を使っていないか確認した方が安心です。

そして、有機JAS認証の有機野菜に使用可能な農薬の中にはネオニコチノイド系農薬が入っていません!せめてもの救いです。また、本物の無農薬野菜も安心です。これまで、農薬と言っても、お店に出される前と家庭で洗うことでほとんどが落ちる、という話を聞いたこともあり、やはり安いスーパーの野菜に流れて行っていました。しかし、大事な子供たちの脳を侵す、胎児の脳を侵すとなると、そうもいきません。また、政府はネオニコチノイド系農薬と子どもの脳の関係を指摘する研究や結果が増え続けていることを直視し、ネオニコチノイド系農薬を日本も使用禁止にしてほしいと切に願います。


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