- 豆知識
産地直送の通販サイト『農家さん直送市場』では、無農薬「温州みかん」を農家さんが産地から直送してくださっています。
この度は実際に通販でお取り寄せした無農薬の温州みかんの感想や、値段、栄養、農薬の怖さ、無農薬栽培みかんの貴重さについてお伝えしていきます。
無農薬の温州みかんを産地直送くださるのは以下の農家さんです。
なかい農園さんは、「無農薬」だけでなく、「無化学肥料」「無除草剤栽培」で全ての柑橘を40年以上育てられています。
温州みかんは皮を剥くので農薬が使われていても大丈夫と思われる方もいるかもしれませんが、そうではありません。
温州みかんは子どもも皮が向きやすく、気軽に食べられる果物ですが、その皮に、果肉に、害のある農薬があるのはとても怖いことです。
なかい果樹園さんの温州みかんは、とても安全で、そして、自然栽培だからこそのしっかりとした温州みかん本来の濃い味わいがあります。
なかい果樹園さんが40年以上に渡り「無農薬・無化学肥料・無除草剤」で育ててこられた美味しく安全な温州みかんをぜひご賞味ください。
温州みかんの通販商品(愛媛県なかい果樹園)
通販で届いた温州みかんについて、皮を剥くので農薬が使われていても大丈夫と思われる方もいるかもしれません。
しかし、EUや中国ですら使用禁止である農薬が、日本の温州みかん栽培では使用されています。日本の温州みかん栽培で一般的に使われている「スプラサイド(メチダチオン)」は身の中への浸透性が高く、雨が降っても流されることがなく、植物の中に農薬が入って殺虫効果を持続すると言われています。
「スプラサイド(メチダチオン)」は、カイガラムシやアブラムシなどの殺虫効果があり、人体に対しては有機リン化合物特有の中毒症状(頭痛・呼吸器症状など)が生じると言われています。参照:wikipedia
温州みかんは子どもも皮が向きやすく、気軽に食べられる果物ですが、その皮に、果肉に、害のある農薬があるのはとても怖いことです。
柑橘類の完全無農薬・無化学肥料・無除草剤栽培はとても難しく、取り組まれている果樹農家さんは非常に少なくなっています。野菜も、無農薬・無化学肥料栽培はとても大変です。
しかし、種まきから収穫まで半年や1年以内でできる野菜とはちがい、温州みかんの木となると数十年という間、ずっと病害虫の危険から守るために努力し続ける必要があります。
一般的に農薬で対策・予防をしている温州みかんの病気一例は以下です。
また、農薬で対策・予防している害虫の一例は以下です。
これだけの病気と害虫を、一般的に販売されている温州みかんは何種類もの農薬を使って対策して育てています。
そして、無農薬栽培の場合は、これらのたくさんの病気と害虫に、一つ一つ農薬を使わずに対策して戦っていかなければならないのです。
また、農薬を使う栽培よりも無農薬栽培の場合は、収穫量が少なく、見た目も傷のない綺麗な温州みかんを作ることは難しくなります。何十倍もの労力がかかりますが、収穫は少なく、売り物になりづらい。よほどの強い志がなければ無農薬・無化学肥料・無除草剤でのみかん栽培は続けることができません。
そのような中、愛媛県のなかい果樹園さんは、全園・全品種を昭和51年から40年以上、農薬・化学肥料・除草剤を一切使用せず温州みかんを育て、通販で販売されてこられました。
本当にすごいことです。
なかい果樹園さんの言葉です。
「柑橘栽培は、とかく病気や害虫に悩まされます。
1つの病気で苗全部が枯れてしまったり、害虫により大きな木でも枯死してしまう。
収穫前にもイノシシや鳥に果実を食べられてしまったり、またカメムシの被害では、黄色い絨毯を敷いたように収穫前の果実が落下してしまったり。
本当に涙がでるような出来事の繰り返しの40年でした。
ただその中にも本来の美味しさ。
ホンモノの柑橘の味に感動してくれるお客様の存在が私たちを支えてくれています。
食と健康また環境に関心をもつお客様に私たちの果物をお届けしたいと思っています。」
農薬で育てられた見た目も綺麗な温州みかんは、スーパーなどで比較的安く買うことができます。対して無農薬・無化学肥料栽培の温州みかんは、見た目は黒い点や傷もあり、値段も安くはありません。しかし、とても安全で、そして温州みかん本来の自然の味わいがとても濃く美味しいです。
写真は、なかい果樹園さんから送って頂いた無農薬・無化学肥料・無除草剤の温州みかん。
温州みかんの読み方は「おんしゅうみかん」ではなく、「うんしゅうみかん」と読みます。
温州みかんの名前の由来は、中国の温州地方が名前の由来と言われています。
中国の温州はみかんの産地として名高く、そこのみかんのように素晴らしいというのが、温州みかんの名前の由来とされています。
温州みかんは日本の鹿児島県の長島付近が原生地とされています
当時種があったみかんが中国から伝わったカンキツと交配し、偶然種無しとして誕生したものと考えられています。
皮が薄く、手で簡単に皮を剥くことができ、甘酸っぱい味わいは老若男女問わず愛されています。
温州みかんは暖かい気候を好み、愛媛県・和歌山県・静岡県などのなどの沿岸地域で盛んに栽培されています。
温州みかんの旬は以下となります。
温州みかんの収穫についての動画です。
温州みかんが通販サイトや卸売市場において、どのような値段で販売されているか調査しました。
一般的な通販サイト(楽天市場)において、温州みかんの値段がどの程度か調査したところ、1kg 400円~700円程度のように見受けられました。
東京の大田市場には全国の産地から様々な農作物が集まってきます。
大田市場での温州みかんの値段を調査したところ、1kg 200円~600円程度のように見受けられました。
農林水産統計によると、卸売価格に対して3~4割上乗せした金額がスーパーでの小売価格となります。
大田市場での温州みかんの値段が1kg 200円~600円程度とすると、スーパーでの小売価格は1kg 260円~850円程度のようになるかと思います。
通販サイト「農家さん直送市場」にて、愛媛県なかい果樹園さんが販売されている(無農薬)温州みかんの値段は以下です。
~40年以上栽培期間中農薬・化学肥料・除草剤不使用で栽培された温州みかんです。~
通販で届いた温州みかんについて、保存方法です。
温州みかんは乾燥や高温だと悪くなってしまいます。暖房が効いた部屋の場合、要注意です。
冷暗所で保存することに気をつけます。
1.温州みかんが乾燥しないように、キッチンペーパーや新聞紙で包む
2.もしカビが発生しても他の果物に移らないようにポリ袋に入れる。
3.冷蔵庫の野菜室で保存する。(新鮮であれば2~3週間くらい保存可能)
温州みかんの皮をむかずそのまま冷凍する場合はポリ袋に入れて冷凍庫で保存します。
温州みかんの皮をむいて冷凍する場合はサランラップ等で包んで、ポリ袋等に入れて冷凍庫で保存します。
温州みかんの皮をむかずそのまま冷凍すると、皮をむくのが大変です。
なかい果樹園さんから届いた箱を開けると、大きいサイズや小さいサイズの生き生きとしたオレンジ色の温州みかんが詰まっていました。みかんの皮のオレンジ色がしっかりとしています。表面の皮の所々に、小さな傷や黒い点はありますが、そんなことは全く気になりません。
農薬の方がよっぽど心配です。皮を剥くと、傷ひとつない綺麗な果肉が現れました。爽やかな香りが漂います。果肉がとてもみずみずしいです!
甘酸っぱい味わいが口中に広がります。
作られたような甘さはではなく、個体によって甘さよりやや酸っぱさが勝つもの、酸っぱさより甘さが勝つものもあり、一つ一つ均一ではない味わいがまた楽しいです。
次の温州みかんはどんな味かな?と楽しみに子どもと温州みかんを食べました。
どの温州みかんも自然な酸味と甘味で、とてもしっかりとした味わいです。
自然農法で、生き生きと育った温州みかんは、食べると体も心も元気になります。
スーパーで買った農薬栽培の温州みかんを食べる際は、できれば先に温州みかんを洗うか、温州みかんの皮を剥いた後で石鹸で手を洗ってから果肉を食べるなどをしていましたが、なかい果樹園さんの温州みかんは安心して食べることができます。
子どもにも安心して温州みかんを与えることができるのでとても有り難いです。
大変な労力をかけて、食と健康と環境を守るために、「無農薬・無化学肥料・無除草剤」で温州みかんを栽培してくださっているなかい果樹園さん、本当にありがとうございます。
温州みかんの通販商品(愛媛県なかい果樹園)
石川県 株式会社 加賀米野菜基地
オーガニック「黒米」1kg
4,220円
(税込・送料込み)
11月10日出荷開始!【新米予約】有機JAS認証(転換期間中) 無農薬 化学肥料不使用栽培の黒米200g×5袋
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石川県 株式会社 加賀米野菜基地
オーガニック米いのちの壱10kg
13,400円
(税込・送料込み)
10月15日出荷開始!【新米予約】有機JAS認証 無農薬 化学肥料不使用栽培の白米「いのちの壱」10kg
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石川県 株式会社 加賀米野菜基地
オーガニック米-いのちの壱5kg
6,980円
(税込・送料込み)
10月15日出荷開始!【新米予約】有機JAS認証 無農薬 化学肥料不使用栽培の白米「いのちの壱」5kg
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