オーガニック野菜セット S

2,880円(税・送料込)

徳島県 阿波ツクヨミファーム

約6~9品目(1~2人用)【自然農】で育てた野菜です。農薬肥料不使用、動物性堆肥も不使用です。

注文から発送までの目安:1~14日
平均4日以内に出荷しています。

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生産者さんの紹介

阿波ツクヨミファーム

徳島県北央部にある阿波市。
瀬戸内海式気候で日本で指折り数える恵まれた日照条件と、下流域でも美しい一級河川「吉野川」を有し、吉野川はかつて現在の位置ではなく、香川県との県境に位置していました。
悠久の年月を経て、山々の養分を運び、堆積され形成された日本で最も分厚い扇状地は四国でトップクラスの農業地帯となり、関西ではトップシェアを維持し続けています。
僕たち阿波ツクヨミファームは生物多様性をテーマに不耕起自然栽培で農産物を育てています。

不耕起自然栽培

僕たちはエネルギーを消費し耕起することをやめました。
機械の代わりに、虫や植物の根が土を耕しています。
一般的に農業は光合成から始まる炭素固定が耕起により、結果大気中に放出されることで、温室効果ガスの主要な排出源となっていますが、不耕起栽培は土壌に炭素を貯留することを維持できます。
4パーミル・イニシアチブの様な国際的な取り組みもあります。
鳥も動物も、昆虫も目には見えない小さな生き物も、地上や土壌の生き物がどう多様に豊かになるかということだけを考えます。
生き物に影響を与えない様に、除草剤やホルモン剤、化学農薬や硫酸銅の様な毒性の強い有機JAS認証農薬を利用せず、生態系防除のみで成立する様環境構築を工夫しています。
土壌バランスの偏りが起こらない様、化学肥料、有機肥料、動物性有機物・堆肥ともに利用していませんが、
刈草、草堆肥、ワカメ等海藻、落葉枝、竹炭(粉砕竹)、木炭(粉砕木)、米糠、籾殻を状況により利用(マルチ)します。
土壌に漉き込むことは無く、ある程度の期間は必要ですが、時間の経過とともに肥料分としていつかは働きます。
また野菜に限らず、花など様々な植物を密生混植させることも特徴です。
1つの畝に10種類以上となることも珍しくはありません。
常に数十種類以上、雑草も含め、周囲の環境より種の多様性を突出させることで昆虫を呼び、昆虫を食べる生き物や鳥を呼びます。
ご希望が無い際はお届け時に再利用のダンボールを使用したり、ビニールマルチは使用せず、誘引等に分解できる麻紐を利用したり等、プラ製品の利用とゴミの排出を極力減らす様努めています。

ミッション

阿波ツクヨミファームは農産物を無料にし、農業を根本解決(再構築)することを目指しています。
有機農業に転向するきっかけはモノの価値が無くなっていくという資料を見たことからでした。
僕にとってはモノ=農産物が無料になることが未来なんだから未来が分かっているなら未来=無料を目指そうという単純な発想です。
AIにロボットと今ではそれは現実味を帯びてきています。
しかし、農業経験はあっても農業のことを知ってはいなかった僕は農業のことを知ることから再スタートしました。
現在の日本においては農業はGDPに占める割合は1%に過ぎません。
1%であるなら0にする方が多くの人を幸せにできるのではないか?
また未来において無料=効率化が進む中で最後に効率化されるものは何だろう?とある仮説を立てました。
農産物を無料にすることは、極端な話、困るのは農家です。
多くの課題やしがらみを解決することよりも、僕にとってはハードルが低く、シンプルに感じられました。
そして、世界の農地の80%は2ha以下の小規模農家で、小規模農家は世界人口の半分を占め、世界の食糧生産の70%を担っています。
農業を根本解決(再構築)することは何よりも多くの人を幸せにすることができるんです。
農業を手段に、
誰も諦める必要の無い社会、誰もが挑戦し続けられる社会、本当の自由をつくることが僕たちのミッションです。

品種について

ツクヨミファームの品種の選定基準は育てて楽しかったもの、姿がキレイなもの、味や収量、まだ育てたことがないものです。
なので育てているお野菜は固定種に限らず、F1(交配種)でも育てたいものを育てています。
栽培方法(自然農)の都合上、少肥耐性(少ない肥料でもある程度の収量を得られる特質)も必要になってくるため、自家採種もするので、固定種が多くなってはいます。
ただ栽培方法(密生混植)の都合上、アブラナ科はほぼF1(交配種)になっていると思います。

どうしても消費者の方にも考えて欲しいことがあります。
直近であれば種子法の話題であったり、タネが危ないなど、不安になってしまう様な情報が拡がっていますが、ほとんどが不正確な表現で、残念ながら多くの人に誤解を与えてしまっているのが現状です。
F1(交配種)は決して危なくなんかありません。
よく、固定種、在来種などと言われていますが、これをまとめると栽培種です。
では天然の植物はというと野生種ということになります。
F1(交配種)で不安を煽る一番の文句は雄性不稔ですが、野生種、特に雄性不稔が懸念されているアブラナ科では5割程は自然に雄性不稔のものが現れます。
交配しやすいこと、雄性不稔であることも、他の遺伝子を取り入れるため、植物達が選んだ進化のための手段です。
栽培種になって数千年で失った特質(雄性不稔)と、ずっと維持し続けている特質(雄性不稔)。
自然が選択していることを人は不自然だと言っています。
F1(交配種)を作るには様々な個性的な固定種が必要なので固定種の育成にも繋がります。
日本ほど自然栽培に適した大地はなかなかありません。
投稿で細かい質問など頂ければ喜んで回答いたします。
有機や自然栽培の普及のためにも是非一度考えてみて下さい^^

土壌微生物多様性・活性値

1,356,861(偏差値65.8)
全国上位5%に入っています。

-100万〜10万・・・資材等で微生物がほとんどいないもの
10万〜30万・・・土壌消毒を続けている土壌、病気が多発する(可能性含む)土壌
30万〜50万・・・農薬・化学肥料が過剰な土壌、病気が発生する(可能性含む)土壌
50万〜70万・・・ごく平均的な土壌、通路、裸地など
70万〜100万・・・土作りが比較的うまくいっている土壌
100万〜130万・・・豊かな土壌、農産物がおいしい、病気が起こりにくい
130万〜150万・・・大変豊かな土壌、農産物が大変おいしい、ほぼ病気が起きない
150万〜200万・・・極めて豊かな土壌、害虫が少なく、少肥料・少除草で栽培可能
200万〜・・・土ではなく、質の良いボカシや堆肥など

季節ごとの収穫

人参、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニク、キャベツ、サニーレタス、ブロッコリー

空芯菜、バジル、韮、茄子、ピーマン、胡瓜、オクラ

さつまいも、大根、キャベツ、サニーレタス、トマト、ミニトマト、南瓜

大根、人参、白菜、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、菜の花




Schedule

出荷予定

農家さん直送野菜の出荷予定

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阿波ツクヨミファーム---

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みんなの投稿


運営事務局
2024/11/19 15:49

□とても満足した

〇2.率直なご感想をお聞かせください

いろんな種類の新鮮な野菜が詰められており、ありがとうございました。

~2024-11-15出荷 大阪府のお客様~

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運営事務局
2024/09/09 15:23

Q.1
とても満足しました。

Q.2
なにが来るのか、楽しみです。
仕事が忙しくて、なかなか買い物も行けず、キッチンに立つこともないのですが、葉野菜は放っておけないから、すぐに調理にかかってます。
その切迫感がまた楽しいです。

~2024-09-03出荷 兵庫県のお客様~

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やっちょん
2024/07/06 15:13

新鮮なお野菜ありがとうございました。
一つ一つ丁寧に梱包されており、大切に育てられたお野菜達なんだろうな、と想像しながら ありがたくいただきたいという思いにかられました。
かぼちゃは一部は煮て一部は焼いていただきましたが
火の入りが驚くほど早く味もかぼちゃ本来の甘みが感じられて
いくらでもいけそうなくらい美味しかったです。
他のお野菜も楽しみにいただきます!!ありがとうございました。

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阿波ツクヨミファーム
2024/02/19 15:24

前回はリジェネラティブ農業がどうして注目されているのかというところでした。
温暖化や気候変動の良い悪いはおいておいて、単純な農業の大規模化(化学肥料や化学農薬の濫用、農業機械の大型化)は、持続的な社会に様々な課題を残しています。
他にも深掘りたいところはあるのですが、
今回はそもそもリジェネラティブ農業(不耕起栽培)で炭素は土壌に貯留できるのか?
というところです。

ツクヨミファームの土壌検査結果の画像を載せています。
地域が4つあり、神山町の3つの生産者と阿波市がツクヨミファームです。
土質は単純ですが、非火山灰土で4地点とも共通。
ちなみに日本の畑の半分近くは火山国らしく、火山灰土(黒ボク土)でできています。

作物は一般的には1つの畑に1つの作物を作るのが効率がいいと考えられています。
対して、ツクヨミファームは多品種という記載です。
これはリジェネラティブ農業のもう1つの特徴で、1つの畑で複数の植物を育てているという形です。
ツクヨミファームではもう1段複雑になっていて、畑の中には野菜が育っている台形とかかまぼこ状の山(畝)があり、
1つの畑にレタスの畝、ブロッコリーの畝、大根の畝、人参の畝という風に棲み分けているのが通常ですが、
ツクヨミファームの場合は、1つの畝にブロッコリーとレタス、大根、人参が育ってる形の多品種です。

特徴的な項目が、
全炭素、無機態炭素、有機態炭素で、土壌にどれだけ炭素が含まれているかとその内訳です。
3%以上あると良いとされ、神山町の生産者は2%強、神山町周辺農地の平均は1.7%前後です。
ツクヨミファームは3%強と堆肥(炭素源)などを土の中に混ぜ込む有機栽培よりも多くなっています。
ツクヨミファームと同じ阿波市周辺農地の平均は1.8%弱なので、耕さないことで4‰(0.4%)ではなく、2倍近くに増やす、貯留できていることが分かります。

漢字間違えていますが、腐植率も上回ることができています。
腐ると書いてても、アブナイものじゃなくて、有機物が分解された後の残りカスだと考えてもらえれば。
畑の色も黄色っぽかったり、白っぽかったりと様々ですが、黒い土ほど腐植が多く含まれています。
日本での黒い土=黒ボク土は九州や関東から北側、北海道に多く、日本の畑の半分近くを占め、
水はけも水持ちも良く、土が硬くないので、畝を作りやすいといった風に加工しやすく最高の物理性を持っています。
ただ、火山灰性での腐植なので単純にいいワケではなく。。。
これが日本の農業にとって悪魔的な相性だったわけですが、ここはまた長くなってしまうので別の機会に。

話を戻して、腐植の一種でフルボ酸、フミン酸なら化粧品やサプリメントに配合されたりもしているので、知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
5%以上あることが望ましいとされ、
腐植が多いと微生物の繁殖や、水はけがいいのに水持ちもいいといった土壌の不思議な状態、
「団粒化」を促すと同時に養分の流出を抑えたり、植物が吸収しやすいようにする働き、重金属などを吸着し、植物に吸収されにくくしたりと様々な役割を持っています。

pHも一般的な農業の様に石灰等を投入しないでも、腐植が急激な変化を緩和してくれるため、人為的に調整する必要なく理想値を維持することができています。
(7が中性で7より小さければ酸性、大きければアルカリ性。理想値は6〜6.5)

全窒素はおかしい^^;
C/N比(炭素と窒素の比率)を見れば、小数点の位置が間違っているのが分かりますが、有機栽培よりも少し少ない位。
なのに!
堆肥をすき込めば増える可給態窒素は、不耕起でも有機栽培に負けず劣らずなんです。
(可給態窒素は植物には直接利用されないと考えられてますが、微生物の働きで植物に利用される形態に変化できる有機性の窒素のこと。なので化学肥料の投入では増えません)

不思議な状態はまだ続きます。
土壌密度平均は1が中心で、1より大きくなれば水はけが悪く、粘土の様な土壌。
1より小さくなれば、水はけが良く、黒ボク土の様な土壌。
と思っていただいて、神山町の生産者さん、1.03、0.94、0.91、ツクヨミファームは0.85とかなり良くなっています。
でも、含水率や最大保水容量は変わらない。
水はけが良く、水持ちも良いということが分かります。
腐植以外の要因は耕さないことで、植物の根っこがそのまま残っていること。
役目を終えた根っこは微生物に分解され、根っこがあった場所は空洞となります。
この空洞を空気や水、新しい根っこが伝っていきます。
トラクターを使う必要がありません。
ちなみに阿波市周辺農地の平均は1.07、神山町周辺農地の平均は1.11。
黒ボク土だと0.6〜0.7台が多いかと思うので、かなり黒ボク土の様な物理性に近づいています。

とか何とかいっちゃって、内緒で化学肥料を使ってもそもそもこの数字を作りえないし、じゃあ内緒で耕して堆肥など混入させてるんじゃないの?
というのも全微生物数で分かります。
ツクヨミファームの数字は有機栽培の生産者さんより少ないです。
なぜなら不耕起だから、有機栽培の様に堆肥や有機物を混ぜ込むことで微生物が分解し増えるためのエサの供給も無いからです。
土壌中に堆肥や有機物を混ぜ込む環境変化がない上での自然な数字と言えます。
減農薬など適正な管理をされているところでよくあるパターンが、もう1桁少ない数100万、悪いと数10万、土壌消毒などやっているとゼロに近づいていきます。。。
BF値は糸状菌(主にカビなど)とそれ以外の菌の比率で、非常にバランスが良いと言えます。
植物に悪いイタズラをする主な菌が糸状菌(非常に有用な糸状菌ももちろんいます!)で1000を切ると連作障害など様々問題が噴出し始めます。

種蒔きや定植のタイミングが遅れて思った様に行かない時ももちろんありますが^^;
届いたお野菜が意外と大きかったりするので、本当に無肥料なのか?などお問い合わせをいただくこともありますが、
微生物の働きや環境を意図的にコントロールすることで、有機栽培に引けを取らない養分供給を行えているからです。
ある意味無肥料とは言えないレベルですが、化学肥料や有機肥料の様な人為的な供給は行なっておりませんm(_ _)m

といってもまだ最低限の管理で、まだまだ品質の向上余地があります。
ツクヨミファームは肥料を使ったり耕すことをしないで、周辺農地とは全く別物の土壌を狙って作り出すことができました。
人は自然に逆らうことはできませんが、自然をコントロールというか誘導というか、天災はもちろん抗いようがありませんが、植生をコントロールすることで意図した結果(土壌以外に生物多様性など)を導くことはできます。

現状は取り組んでいる生産者はほぼ皆無に等しいですが、リジェネラティブ農業は日本の農業の課題を根本的に解決できる大きな可能性があります。
どうしてリジェネラティブ農業が農業の課題を根本的に解決できるのか。
次回からは日本の農業の課題を深掘っていきたいと思います!
長々となりますが、引き続き何卒宜しくお願いいたしますーm(_ _)m

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阿波ツクヨミファーム
2024/02/04 10:27

温暖化が良い悪いは一旦置いといて、
環境に優しいと思われている農業は温室効果ガスの大きな排出源の一つで全体の1/4を占めています^^;

リジェネラティブ農業は気候変動やSDGz、ESG的な観点から注目されています。
その最大の理由は栽培上の特徴として不耕起栽培(トラクターなどを利用して耕さない)であることです。

2015年に開催された「気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)」で、フランス政府主導で4パーミルイニシアティブという土壌中の炭素を増やす「カーボンファーミング(炭素農業)」などの取り組みの普及を目指す活動が始まりました。

土壌は巨大な炭素の「貯蔵庫」です。
大気には約3兆トン、森林などの植生にはCO2に換算すると約2兆トン分になるとみられていますが、土壌にはその2倍以上の5.5兆~8.8兆トン(表土だけで約3兆トン)が存在しています。
4パーミルという数字は、現在、人が経済活動によって大気中に放出している炭素量から求められています。

全世界の土壌中にある炭素の量を、毎年0.4%ずつ増やすことができれば、人為的な活動による大気中への温室効果ガスの排出をチャラ!にできると考えられ、
日本を含む700以上の国や国際機関、農業団体、NGOなどが参加しています。

植物にとっての運動、光合成で植物に取り込まれた空気中の炭素(CO2)は、植物と微生物とのやり取りや、枯れることで、土壌中の生き物や微生物の働きで、炭素を含む様々な有機物に変わります。
この有機物によって、土壌はより豊かなものになるので、炭素は植物の成長や食料の確保に欠かせない存在といえます。
(特に近年の次世代的な有機栽培では重視されてます!)

んが、
植物の根や微生物が土壌中に貯め込んだ炭素が耕すことで結果的に大気中に放出される形となっています。
農業機械で大規模に耕やし、大量の水、化学肥料、化石燃料を使って、単一作物を大規模に栽培するようになると、確かに食糧増産に繋がりました。
大規模化し続ける農業は、既に農業機械の重量は恐竜クラス。
耕転に圧縮が加わります。
終わらなくなってしまうので、一旦端折らせていただいて
^^;

耕作面積の増加や途上国の生産性の向上などで、食糧危機の兆候も無く、実際、世界の穀物生産量は増加し続けていますが、現実として大規模化の弊害によって収穫量の減少に転じている農地も増えてきています。

国連食糧農業機関(FAO)によると、年間約500万haの耕地が新規に劣化しており、耕地の確保に新たな取り組みが採用されない限り、2050年の世界の1人当たり耕作可能地は、1960年の水準の1/4になると予測しています。

確実な研究結果として世界の畑の面積のうち16%は100年のうちに肥沃な表土30cmを失うというデータも出ています。
日本で30cmはまぁまぁ絶望的な厚みです。
1cmの厚みができるのに100年かかるのに、悪い傾向だと10年で1cm位平気でなくなります。
でもまだ日本は特別です。
世界の他の地域だと1cmの厚みが日本の10倍かかります^^;
(ここら辺もどこかで何故そうなのかを伝えますね)

次回は実際リジェネラティブ農業で本当に炭素が貯留できるのか?
をツクヨミファームの実際の土壌分析結果を見てみましょう!

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阿波ツクヨミファーム
2024/02/01 14:20

お世話になっております^^
阿波ツクヨミファームの芝橋です。

大寒も今週で終わり、立春に入ります。
立春は太陽の黄道上の動きを基準に決められる、二十四節気での春の始まりの起点、旧正月(春節)は月の満ち欠けを基準とした旧暦の1月1日で今年は2月10日(土)です。
旧暦に倣うと、直近では1月31日(水)までと、2月4日(日)〜2月9日(土)までが苗を植えるベストタイミングです^^
ちなみに種を蒔くベストタイミングは、2月11日(日)〜2月15日(木)、2月19日(月)〜2月23日(金)になります。

ツクヨミファームも可能な限りこのスケジュールに合わせて
います。
今は苗の定食と並行して、畝をできる限り高くする作業で、通路の土を畝の上に上げています。
畝はできる限りなだらかな蒲鉾状ではなく、崖の様に絶壁に。
その方が風が通ります。
畝をできる限り高くすることで排水性の改善、表面積が増えるので地温が上がりやすくなります。

前回ご案内したU-GAKUさんとのEnglishCampですが、早速お客様からお子様を滞在させたいとのことでご相談をいただきました^^
家にいるとiPadばかり見ちゃう、何か体験させたくて色々調べてみるけどなかなかのお値段。。。ということで、そのお客様は集客が本職ということから、ツクヨミファームオリジナルの国内留学プランを一緒につくることになりました!
ツクヨミファームでは世界中から集まる外国人が常時10〜20人がいる環境を提供できます。
どんな国からどんな人がやってくるかはこちら!

https://ritzy-touch-d10.notion.site/Schedule-of-Stay-6cf03859b8a84ec9b13522e693c8133c?pvs=4

ツクヨミファームは今年は農業の「拡張」を目指したいと思います!
こんな感じで今年はお客様と一緒に新しい農業をつくっていきたいと考えています^^
次回の投稿までにLINEのオープンチャットでコミュニティもつくります。
今回の国内留学以外でも、どんな小さなことでも何かしら関われそうなお客様がいらっしゃましたら是非是非お気軽にお声がけください^^

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阿波ツクヨミファーム
2024/01/15 08:32

お世話になっております^^
阿波ツクヨミファームの芝橋です。

新年おめでとうございます!
旧年中は大変多くの方に支えて頂きありがとうございました。
本年も倍旧のお引き立てのほど切にお願い申し上げますm(_ _)m

元日早々、いたたまれない幕開けとなり、
ご挨拶をどうすべきか躊躇いもありましたが、被災された皆さま、関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。
少しでも早く日常が取り戻せますように。。。

2024年申辰(きのえ・たつ)は
「成功という芽が成長していき、姿をととのえていく」年になります。
ツクヨミファームは語学留学事業のU-GAKUを取り組まれているCrepityさんとEnglishCampで連携を開始することができたり、今年は発信を増やしたり、新しい取り組みに挑戦したり変化の年にしたいと思います!

Crepityさんとの取り組みはこちら!
https://u-gaku.jp/englishcamp/

これまで以上に「この道は正しいか」ではなく「この道は面白いか」を基準に全力で取り組み、皆様の毎日にたくさんのワクワクをお届けできるよう、農業のリジェネラティブ(再生)に向け邁進してまいります。
改めまして、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、
年始のご挨拶とさせていただ来ますm(_ _)m

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阿波ツクヨミファーム
2023/12/25 09:45

【ツクヨミ小噺001】

農業のことやツクヨミファームについてなど少しづつ深掘っていくコーナーです。
ツクヨミファームはリジェネラティブ農業に取り組んでいます。
余り聞きなれない言葉なので、リジェネラティブ農業とはなんぞや?というお客様もいらっしゃるかと思います。
まずは僕たちが取り組んでいるリジェネラティブ農業から深掘っていきますね!

regenerativeを直訳すると再生。
日本では環境再生型農業と呼ばれています。
その特徴は不耕起栽培。耕さない農業です。
不耕起栽培だけでみると、日本では家庭菜園を除き、まともに取り組んでいるのは各県片手で数えるほどでしょうか。
まだほとんど実践者がいない状況ですが、
趣旨は異なりますが、アメリカでは全農地の50%程が不耕起になってきており、ヨーロッパでは気候変動やSDGs、ESG的な観点からオーガニックのネクストスタンダードと目されています。

最近では、パタゴニアさん
https://www.patagonia.jp/regenerative-organic

Allbirdsさん
https://www.allbirds.jp/pages/regenerative-agriculture
といった大きな企業も提唱しており、オーガニック(有機栽培)には見られなかった積極的な動きも見られる様になってきました。

そんなリジェネラティブ農業ですが、そのルーツは日本にあります。
福岡正信という方が自然農法という栽培体系を確立しました。
戦後に生まれた栽培体系で実はそんなに歴史は古くはないのですが、当時は化学肥料や化学農薬も普及し、やればやる程作物が大きくなって、安定的に生産できるんです。
そちらの方がはるかにインパクトが大きかったので、国内では鳴かず飛ばず。。。
現実として福岡さんの栽培体系は計画性を持つことができませんから、業として成り立たせるには野菜ではかなり厳しいものがあります。
実際に自然農法も含める有機栽培の割合は全体の0.5%程です。
でもまぁそりゃあそうなります。
ある意味そのおかげで安定した食糧生産を実現し、人類は発展してきました。

福岡さんの栽培体系は緑化としてみると非常に優れており、アジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞したり、晩年まで精力的に活動されていましたが、日本では知っている方も少ないのではないでしょうか?
ところが、著書が有機栽培で先行していたヨーロッパでヒット。
熱狂的な支持者が現れ、日本の自然農法はパーマカルチャー的な要素も加わり、海外の広い農地×畜産もフィットし、リジェネラティブ農業へと進化。
近年の背景から世界で注目される様になりました。

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阿波ツクヨミファーム
2023/12/23 23:54

一陽来復

冬至は春分から測って地球がきっちり一年の公転軌道の3/4(270°)を過ぎた地点です。
1年を1日に例えた時の丁度深夜0時にあたります。
そのタイミングで日付が新しく切り替わるように、今は自然の中でのお正月!
クリスマスや忘年会&新年会など、この時期は賑やかなムードですが、自然では全てがスローモーションのように停滞し、草木も動物も息を潜めて耐え忍んでいます。
ゆっくりとした生物時間に合わせるように、今は活動モードよりも休息モードが人にとっても丁度いいのかもしれません。

全くの他人で、性質も正反対で、価値観や考えていることも正反対っていう人いますよね。
そんな人が近づくと、くんな!って思うかもしれません。

でも、陰極まって陽に転ずる今だからこそ、生理的にムリ。
とか色々あると思いますが、その反発(陽)も違いを認めて、自分は自分、AさんはAさんと両方を受容(陰)してく。

ぼやーっとそんな流れをつくってもいいかもしれません。

・ネガティブな性質とポジティブな性質
・純粋な気持ちと腹黒い気持ち
・自信と不信
・好きと嫌い
・やりたいとやりたくない
・いいと悪い
・思っている、と思っていない

そんな違いを明確に整理してみたり、

◯◯が好きっ!てないですか?
これも実際、80%好きだけど、20%は嫌いってないですか?
これが50%好き、50%嫌いとかになると、
好きだと思っていたものが、あれ?嫌いかも?となったり、
嫌いだと思っていたものがあれ?好きかも?となったり。

普段から、
・わたしは絶対にこういう人!
・おれはこうだ!
・わたしはこう感じている!
・わたしはこういうのがやりたい!
・自分にはできっこない
・絶対に〜〜である
っていう方も、

・自分が考えていることが、いったりきたりで落ち着かない
・あんなに決心していたのに、気持ちが変わってきた
・やりたいと思っていたのにわからなくなった
・何が好きなのか曖昧になってきた
・自分が掴めないような感じがする
・なんとなく躁鬱である
っていうタイミングの方も、

例えば、普段なら自分と考えが違う人がいたとしても
「ま、そういう人もいるよね」
「ま、そういう考えもあるよね」
という感じに、
普通は自分とは違う性質や自分とは違う生き物、考え方などに接したとき、それを認めることができつつも距離をおきますよね。
興味本位で近づいても、本心はどこか冷静に相手との間に距離とってみたり。

相反することを受け入れる。
違いをはっきりと明確にし、その違いが隣接していることを認める。
むしろ近づいてみる。

「どちらも」ではなく
「どちらか」を選ぼうとして、
思考は安全でいようとするわけなので、
頭にとって、カオスであること。
どちらでもあるし、どちらでもないし、どちらでもよい。
みたいな壮大な自由も受け入れてみて、
めちゃくちゃなその混沌とした状態そのものを受容する。

・何が出てきても「へぇ~」と受け流すくらいの気持ちでいること
・正反対の考えや感情、感覚が生まれたら、あえてどちらも選択しない
・何かを決める時は、決めるのはあくまでも「今の自分」のためであり、変更可能であることももちろんOK
・どんな自分であろうかと決意する必要はなく、変化する自分とともにいること

そうして静かに深く自分にダイブしていくと、
自分の容量が増えていって、もっと異なった見方や新しい選択肢が増えてくんじゃないかなぁと思います。
そんな1年の締めくくりであり、スタート地点の冬至。
今年は発信を大事に続けていこうと思います〜

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阿波ツクヨミファーム
2023/12/20 09:10

お世話になっております^^
阿波ツクヨミファームの芝橋です。

ようやく気温も下がり、バタバタと。。。
師走らしくなってきました。
もうすぐ一年で太陽の出ている時間の一番短い日。
冬至を過ぎると太陽も月も光を増していきます。
「税」が今年の漢字になったりと目まぐるしい世の中ですが、2023年は兎で跳躍の年、2024年は龍ということで、皆様の飛躍をお祈り申し上げます!

年内の最終受注は26日(火)、最終発送は29日(金)、年始の発送開始は5日(金)からを予定しております。

発送後翌日のお届け範囲は九州から南関東になります。
北関東以北は発送後翌々日のお届け。
九州と南関東は最短のお届け時間帯が14時以降となりますが、年末は運送会社の取扱量と交通量が増えるため、お時間の遅延が少し心配です^^;

ツクヨミファームでは苦手なものを除いたり、複数人での小分けなどのご要望も可能な限り柔軟にお応えしています。
何かありましたらお気軽にお声がけください^^

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阿波ツクヨミファーム
2022/11/09 03:49

こんばんはー。
阿波ツクヨミファームの芝橋です。
いつもありがとうございますm(_ _)m

まだ間引いている分もあるのですが、ぼちぼちと人参の収穫が始まりました。

一般的には人参は盛夏期に種蒔きをするので、乾燥するわりに水分が必要なため、特に設備の弱い有機生産者は発芽を安定させることが難しいという意見があります。

慣例的な栽培では根っこの部分がスムーズに生育する様によーく耕します。
その後肥料や土壌燻蒸など状況に応じた対応を行い種を蒔いていきます。

ツクヨミファームでは、
10m毎に1本の人参を収穫せずに放置しています。
やがて白い花が咲き、7月の中下旬頃には茶色く種に変わります。

一般的には畝の上に筋をつけ、均等に播種していくのですが、播種量が少ないので、均一に発芽させるためには水分管理が必要です。

ツクヨミファームでは、
自然環境でセリ科(人参)は群生して発芽し、集団で環境に対応する(=わりと日陰でも大丈夫)様子を観察したので、同じ状況をつくることにしました。
耕すなどの準備はなく、茶色くなった種をそのまま畝の上に満遍なく揉み落とすことが人参の種蒔きになります。
自然に早く種落ちした分がやたら早く生育する時もあるのですが、こうして蒔いておくことで、水分管理の必要も無く、条件が揃えば勝手に発芽してくれます。
耕すのではなく、地面の上に落ちた種が発芽したものなので、根っこの上部が日光を受けやすいため、画像の様に紫っぽい色になっている時もあります。
土寄せすればいいだけなんですけどね^^;

人参の葉っぱは、根っこより栄養価が豊富です。
葉っぱ含め丸ごとスムージーの材料(レモン垂らすだけでOK)や、同じセリ科なので、ポテサラの青味などパセリの様に使ったり、揚げたり、肉巻きやお寿司、キンパの様な巻きもの、柔らかい部分はサラダにも。
根っこの部分もビタミンCで言えば食品成分表(慣行栽培)の2倍を超えているので、お腹に入る量ではなく、摂取できる栄養価の量で言えば自然栽培の方が安くなるという逆転現象も起こり得ます。

農家さん直送市場でもそろそろ届いたりすると思うのですが、
ヤーコンと甘くて美味しいサラダがつくれます。

人参と千切りにして、パリッといける位でちゃちゃっと強火で炒めて、ピーナッツバターでドレッシング作って食べてます。
(好みで唐辛子とか何かフレーバー)
千切りサラダがベースで、梅干し白だしでのばして和えたり(好みでかつお節とか)、味噌マヨペッパーとかでちょっともう一品ができます。
ヤーコンが届いた時に是非お試しください〜^^

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